59th All Japan KENDO Championship
第59回全日本剣道選手権大会、大会当日2011年11月3日(祝・木)に全日本剣道連盟が活用したソーシャルメディア(外部サービス)の情報提供について整理してみました。
今回、全日本剣道連盟が“大会を盛り上げる方策”として、初めて「告知動画」の制作に取り組みました。完成した動画は、ソーシャルメディア(YouTube.ニコニコ動画.USTREAM等)を活用してPR活動を展開しました。
10月7日(金)にYouTubeへ公開したこの動画は、1週間で再生回数が1万回を超え、各種ソーシャルメディアのコメント欄では、“かっこいい”、“すごい”、“選手権が待ちどうしい”、“武道館へ行こうかな!?”、などの好意的な書き込みが多くみられました。
大会が終了した現在でも、再生回数は伸び続けており、本日(11月8日時点)までの再生回数は4万回を超え、YouTubeアカウントをお持ちの視聴者のみなさま「160名」から高評価をいただきました。
* 沢山の皆様にご覧いただき、誠にありがとうございました。
全剣連公式USTREAMチャンネル http://www.ustream.tv/aj_kendo_f
大会当日は、USTREAMに「第1試合場用」と「第2試合場用」の2チャンネルを設置、日本剣道形公開演武から決勝戦までの全63試合をほぼリアルタイムで全世界にインターネット中継を行いました。
チャンネル1 | http://www.ustream.tv/channel/aj-kendo-f |
チャンネル2 | http://www.ustream.tv/channel/aj-kendo-f-ch2 |
視聴者数等は、昨年同様、7レポという毎日「日別ランキング」を発表しているサイトを参考に前年と比較してみました。
□ 総視聴者数(ランキング)
総視聴者数は、1Chと2Chの合算で約9万人の方々にご覧いただきました。昨年が合算で約5万人でしたので、4万人増のアップ率80%という好結果となりました。なお、大会当日の総視聴者数ランキングではチャンネル1が堂々の「1位」となり、チャンネル2も「6位」とベスト10入りを果たしました。
* 沢山の皆様にご覧いただき、誠にありがとうございました。
大会回数 | 総視聴者数 | 増減 | % | ランキング |
---|---|---|---|---|
第58回大会 | 35,468名 | ― | ― | 3 位 |
第59回大会 | 64,229名 | 28,761名 | 81% | 1 位 |
大会回数 | 総視聴者数 | 増減 | % | ランキング |
---|---|---|---|---|
第58回大会 | 14,549名 | ― | ― | 14位 |
第59回大会 | 25,728名 | 11,179 | 77% | 6 位 |
昨年は、思うように活用しきれなかったソーシャルメディアの1つ「Flickr」でしたが、今年は写真の解像度リサイズと透かし(全剣連ロゴ)の挿入を自動で行うプログラムを開発、更新作業が大幅に軽減されたことにより、123枚の写真を掲載することができました。
また例年よりもクオリティの高い写真が数多く撮影出来たことにより、国境を越えて剣道の写真を世界中の方々へご覧いただくという目的は達成されたのではないかと思っています。
全剣連公式Twitter http://twitter.com/ajkendof
大会当日は、日本語と英語を交え、大会の様子を128回つぶやき(ツイート)ました。大会が近づくにつれフォロワーも増加、当日は185名の方々にフォ ローしていただき、フォロワーは2千人を突破、本日(11月8日時点)現在で2,178人となりました。引き続き、有益は情報を発信し続けてまいりますので、応援よろしくお願いします。
全剣連公式Facebook http://www.facebook.com/kendo.jp
大会当日は関連情報を英語を交え発信。世界各国から1千人以上の方々が全剣連のFacebookページを見に来てくれました。1位はもちろん日本ですが、2位以下は、台湾、米国、イタリア、ドイツ、香港、イギリス、ハンガリー、ブラジル、、、とまだまだ書ききれないほどの国からアクセスがありました。
新規で「いいね」をしてくださった方々も着実に増え、本日(11月8日時点)現在で1,679となりました。Twitter同様、有益は情報を発信し続けてまいりますので、応援よろしくお願いします。
全剣連公式YouTubeチャンネル http://www.youtube.com/user/ZennipponKendoRenmei
いままで試合時間が長い動画は、YouTubeの時間制限によりアップできなかったのですが、最近、その制限がなくなったことにより、USTREAMで中継した試合動画をすべてYouTubeへ掲載することが可能となりました。
今回は、例年好評の有効打突集動画3本、USTREAM中継を行った動画65本(公開演武2本含む)、High-Speedカメラを使って撮影したスロー動画31本、別のカメラで撮影した決勝動画1本の計100本を大会終了後、3日目の6日(日)までにすべてアップしました。