第61回 全日本東西対抗剣道大会

61st All Japan TOZAI-TAIKO KENDO TAIKAI

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大会のみどころ

東軍、初の3連覇に

過去の成績をみると、東軍21勝、西軍38勝と圧倒的に西軍が勝る。このことは少なからず巷間「西高東低」とささやかれる所以となっているが、一昨年、昨年と東軍が連覇し一端の汚名をそそいだ。はたして東軍、3連覇なるか。

六段戦をみると、東は先の第16回世界剣道選手権大会(16WKC)日本優勝に大きく貢献した正代を先鋒に配して臨む―上地がどこまで食い下がり流れを引き込めるか。

七段戦では東永古澤が出色、続いて北条―立花、佐藤寺本、原田―楠本、鈴木―竹中と優劣つけがたい好取組へ。

後半戦に入ると、名立たる八段が綺羅星のごとくに。まず新鋭の栄花―佐藤は快活な打撃戦、宮崎―稲田は臨機応変の攻防、栄花―江藤はがっぷりの差合、また宮崎―松本は往年の激戦再燃か。

三将の右田―松田は、名門國士舘の先輩vs後輩、30数年の時を経て再び剣を交わす。副将の古川―小坂は、名うての達人、また往時の全日本選手権やWKCでの大立が懐かしい。大将の塚本―亀井は、互いに開催県熊本の出身、真打ちとして東西の雌雄を決する。

女子の部は、筑波大生で出頭面を得意とする鈴木と、16WKC団体で活躍した渡邊の先鋒戦に始まる。次鋒は、本年7月の全日本都道府県女子大会で岐阜優勝の原動力となった竹村と、昨年の全日本選手権者で16WKC選手の田山。中堅は、16WKCはもちろん14・15WKCに出場し個人優勝も成した佐久間と、全日本選手権制覇2回はじめ12~15WKCに出場しチームを主導した小津野。副将は、警視庁選手として歴戦の強者久木山と、WKC個人3位ほか教職員大会個人優勝の実績を有す下川。大将は、神奈川を代表する主婦剣士の早津と、かつてWKCで活躍、また同都道府県女子の副将として長崎を2位にまで引っぱり、決勝の岐阜戦では王手へと詰め寄った福田。いずれも勝負は際どい。

剣窓編集委員 真砂 威

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